お食事レポート2019/12/23
大須のアートリーキッチンには、
四季の旬と、美意識を感じる
とっておきの料理があります。
今回の特集は、「小松菜と油あげのひたひた煮」。
どこか懐かしく、深みのある優しいあじわいには、隠された秘密がありました。
アートリーキッチンにおける、極上の隠し味
今宵は少しだけ、お教えしましょう。
まずは、「小松菜と油あげのひたひた煮」。小松菜が、おいしい理由をお教えしましょう。
アートリーキッチンの小松菜がおいしいのは
「京都生まれ」の小松菜を使っているから。
目の覚めるような、鮮やかな緑色
ふっくらと色づいた葉
上質で瑞々しい味わいは、1,000年以上前から京の土で培われたという、長い歴史の力でしょう。
見た目よし、味よし、と謳われた京野菜は、宮廷料理や懐石料理、おばんざいなど豊かな食文化をはぐくみ、今日までおいしい歴史を伝えてきました。
また小松菜は、秋から冬にかけてが旬。
特に、冬の厳しい寒さを体験してきた小松菜は、やわらかく、最も美味しいと言われています。ミネラルたっぷり、栄養をたっぷり閉じ込めた、「京野菜」の小松菜。白だしでひたひたに煮込みました。
小松菜のシャキシャキ感と
深いあじわいを、愉しんでくださいね。
出しがこっくりと染みた、おいしいお揚げ。
アートリーキッチンのお揚げが上品でおいしいのは、京都の「京あげ」を使っているから。
京あげと油揚げの違い、知っていますか?
わかりやすく、検証してみました。
・一般的に横幅15cm、縦幅10cm前後のサイズ。
・薄切りにした豆腐を、油で揚げてある。
・内部の白い豆腐部分は、残っていない。
・横幅が25cm〜30cm、縦幅は10cm〜15cm
かなり大きい。
・油揚げより、少し厚めに切った豆腐を使っている。
・中に少し、豆腐が残っている。
・関西中心に発売されている。
油揚げと京揚げ、けっこうな違いがありましたね。
京揚げは、とにかくビックサイズ。それを食べやすいサイズに切って、白だしで煮込んであります。
少し豆腐の残った部分に、味がふっくらと染み込んでおいしいですよ。
だし汁も京風で、優しく上品な逸品に仕上げました。
あたたかい出し汁に、はんなりとした京揚げ。そして、シャキシャキ感を残した小松菜を、こっくりと煮込んだひと品です。
美しい四季の移ろいを感じながら、風情あふれる京風のひたひた煮。ぜひ、心ゆくまで愉しんでみてくださいね。
大須にある和食のおばんざい店「大須ARTORYキッチン」は、夕食やデートでのご利用にぴったり。2階にはテーブル席もありますので多人数でのご利用にも対応しています。大須ARTORYキッチンでは和食のおばんざいがメインですが、お食事としての料理もあり、おばんざいスタイルの宴会を行うことも可能となっています。大須付近の仕事帰りの人には満足して頂けるお食事メニューをご用意しており、和食のおばんざいスタイルではお酒と料理をお楽しみ頂けます。大須観音駅、上前津駅周辺という利用しやすい立地なので、様々な用途でご利用可能です。話しやすいママがいる居酒屋「大須ARTORYキッチン」は、誰にでも居心地の良い空間となっていますのでぜひ訪れてみてください。